眼精疲労

こんなお悩みはありませんか?
目がかすむ・ぼやけることが増えた
集中して作業していると、目の奥が重く痛む
目が乾燥し、目薬を頻繁に使わないと辛い
目の疲れが原因で肩や首までこってしまう
夜になると目がしょぼしょぼして、視界がはっきりしない
頭痛や偏頭痛が目の疲れと関係していると感じる
視力が低下したように感じることが増えた
本や画面を長時間見ていると、目が充血しやすい
疲れ目で眠りが浅くなり、翌日に疲れが残る
目を使った作業の後、目周りの筋肉が痛む・張る
これらのお悩みは眼精疲労が引き起こす一般的な症状であり、適切なケアが必要です。
眼精疲労についてで知っておくべきこと
眼精疲労は、目やその周辺の筋肉に負担がかかることで生じる疲労です。主に影響を受ける筋肉には、眼球を動かす「外眼筋群」と、レンズの厚みを調節する「毛様体筋」があります。
外眼筋群(上直筋、下直筋、内直筋、外直筋)は、視線を動かす役割を担い、長時間の画面作業で特定の位置に焦点を固定すると緊張が続き、眼精疲労を引き起こします。
また、ピント合わせを行う毛様体筋も、近くのものを見続けることで過緊張状態に陥り、視界がぼやけたり、頭痛を招くことがあります。
さらに、眼精疲労により目の周囲の「眼輪筋」や「前頭筋」にも影響が及び、これが肩や首の筋肉にまで波及することで、全身のこりや不快感を引き起こすことも少なくありません。これらの筋肉への負担を軽減するためには、遠くを見て毛様体筋をリラックスさせるようにすることが眼精疲労の軽減に有効です。
症状の現れ方は?
眼精疲労の症状は多岐にわたり、さまざまな現れ方をします。
代表的な症状には目の疲れや痛み、かすみ目、充血が挙げられます。目の奥が重く感じたり、ピリピリとした痛みを覚える場合、また近くのものがぼやけて見える場合には眼精疲労が考えられます。
そのほか、眼精疲労は視覚以外の症状にも影響を与えることがあり、例えばパソコンやスマートフォンなどデジタルデバイスの長時間使用によって肩や首の筋肉が緊張し、肩こりや首の痛みが生じやすくなります。ひどい場合には頭痛やめまいが現れることもあり、仕事や日常生活での集中力が低下する原因にもなります。
その他の原因は?
眼精疲労の主な要因には、まず姿勢の悪さやモニターとの距離が不適切であることが挙げられます。これにより、目に過度な負担がかかり、筋肉が緊張して疲労しやすくなります。また、定期的に休憩を取らないことや、周囲の環境が騒がしい場合も集中力が低下し、眼精疲労を引き起こしやすくなります。
その他の原因として栄養不足も眼精疲労に影響を与え、特にビタミンAやDHAが不足すると視覚機能が低下しやすくなります。ビタミンAは目の健康を維持するために必要な栄養素であり、DHAは網膜の機能を保つために重要です。これらが不足すると、目の疲れや乾燥を感じやすくなります。
さらに、加齢に伴う目の機能低下も眼精疲労の一因です。加齢によってピント調整力が低下し、長時間の近距離作業が負担になりやすくなります。これらの要因を理解し、適切な対処を心がけることが重要です。
眼精疲労を放置するとどうなる?
眼精疲労を放置すると、さまざまな健康問題が引き起こされる可能性があります。
まず、目の疲れが慢性化することで視力の低下や視覚障害のリスクが高まります。さらに、頭痛、肩こり、首の痛みなどの身体的症状も連鎖的に発生することがあります。これらは、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用によって目が必要以上に緊張したり、疲労が蓄積されたりすることから来ています。
また、眼精疲労はストレスや不安を引き起こす要因にもなり得ます。目の疲れによって集中力が低下し、仕事や学業のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。さらに、睡眠の質も低下するため、全体的な健康状態が悪化する可能性もあります。
このように、眼精疲労を軽視し放置することは、目だけでなく全身の健康に悪影響を及ぼすことがあるため、適切なケアや休息を取ることが重要です。定期的に目を休めることや、適切な環境を整えることが大切です。
当院の施術方法について
当院での施術は、眼精疲労から起こる血行不良に対して根本的にアプローチする方法として期待できます。
【ドライヘッド矯正】
施術メニューの一つは、首や肩、頭周りの筋緊張をほどくことを目的としたドライヘッド矯正です。眼精疲労をはじめ、頭痛や顎関節症などのお悩みに対しても推奨しています。
【全身矯正】
また、その他におすすめできるメニューとして、背骨や骨盤も含めた全身矯正があります。姿勢を改善することによって血行不良や神経圧迫を軽減することに繋がります。
当院での施術は、体全体のバランスを整えるため、眼精疲労の長期的な軽減が期待できる方にとって有効です。ぜひご相談ください。
改善していく上でのポイント
眼精疲労を軽減するためには、日常の生活習慣を整えることが非常に重要です。
まず規則正しい生活リズムを保つことが基本です。睡眠不足は体の疲労回復を妨げ、眼精疲労を悪化させる要因となります。できるだけ毎日同じ時間に寝起きし、質の高い睡眠を心がけましょう。
目の健康には栄養バランスの取れた食事も欠かせません。栄養素が豊富な食品を摂取することで、目の機能をサポートしやすくなります。
ストレス管理も大切です。過度なストレスは目の周囲の筋肉を緊張させ、眼精疲労を引き起こす原因になります。リラクゼーション法や深呼吸、軽い運動を日常に取り入れ、ストレスを解消する工夫が役立ちます。
また、定期的に目を休めるよう心がけましょう。こうした習慣が、眼精疲労の軽減や予防につながります。