野球肩・野球肘
こんなお悩みはありませんか?

痛みと違和感
投球後に肩や肘に違和感や痛みを感じる
投球時やスローイング時に肘や肩に痛みを感じる
休んでも痛みが取れず、慢性化している
可動域の制限
肩や肘がスムーズに動かない
可動範囲が狭くなり、力が入りにくい
パフォーマンスの低下
球速が落ちる、コントロールが乱れる
力が入らず、投げ方が変わってしまう
疲労の蓄積
練習後や試合後に強い疲労感を感じる
投球後のリカバリーに時間がかかる
フォームの乱れ
痛みをかばうことでフォームが崩れる
無意識に悪い投げ方をしてしまい、別の部位に負担がかかる
施術とリハビリの不安
休養や施術をしてもなかなか軽減しない
手術を勧められるが、復帰できるか不安
精神的なストレス
チームに迷惑をかけることへのプレッシャー
自分の投球ができないことへの焦り
予防とケアの難しさ
どんなストレッチやトレーニングが有効かわからない
正しいケア方法を続けるのが難しい
復帰後の不安
再発が怖くて思い切り投げられない
以前のような投球ができるか自信が持てない
野球肘や野球肩は、痛みだけでなく精神的な悩みも伴うため、適切な施術やケアが必要です。
野球肩・野球肘について知っておくべきこと

1.野球肩・野球肘の原因
繰り返しの投球動作によるオーバーユース(使いすぎ)
無理なフォームや間違った投げ方による関節や筋肉への負担
柔軟性の低下や筋力不足による負担の偏り
適切なウォーミングアップやクールダウンを行っていない
2.症状とリスク
野球肘:肘の内側・外側の痛み、可動域の制限、疲労骨折や靭帯損傷のリスク
野球肩:肩の違和感、痛み、肩関節唇損傷、腱板炎、インピンジメント症候群の可能性
痛みを放置すると悪化し、手術が必要になることもあります
3.予防と対策
投球数の管理(1日80球以内、週500球以内が目安)
正しいフォームの習得(特に肘の角度やステップ動作)
ストレッチと筋力トレーニング(肩甲骨や股関節の柔軟性向上)
十分な休養とアイシング(特に疲労がたまる試合後)
4.早期対応の大切さ
痛みが出たらすぐに休む(無理に投げ続けると悪化する可能性があります)
専門家にご相談(整形外科やスポーツトレーナーの診察を受ける)
回復後もリハビリをしっかり行い、再発予防に努める
5.メンタルケアも大切
焦らず施術に専念することが回復の近道
チームメイトやコーチにご相談し、プレッシャーを軽減
リハビリ期間中にできること(下半身強化など)に取り組む
野球肩や野球肘は、適切なケアと予防策をとることで回避できることが多いです。正しい知識を持ち、無理せずプレーすることが長く野球を続けるための鍵です。
症状の現れ方は?

1.野球肩の症状の現れ方
初期症状(違和感・軽度の痛み)
肩の奥や前側・後ろ側に鈍い痛みや違和感を感じる
投球後の疲労感が抜けにくくなる
肩を上げると引っかかる感じや軽い痛みがある
進行すると(炎症・機能低下)
投球時に鋭い痛みが走る(特にリリース時やフォロースルー時)
可動域が狭くなり、肩がスムーズに回らない
速球を投げると力が入らない、球速が落ちる
寝ている時にも痛むことがある
重症化すると(腱板損傷・関節唇損傷)
肩を上げるだけで痛む(日常生活にも支障)
肩が抜けるような不安定感を感じる
肩の中でポキッと音がすることがある
2.野球肘の症状の現れ方
初期症状(違和感・軽度の痛み)
投球後に肘の内側・外側がズキズキ痛む
肘が伸ばしにくい・曲げにくい感じがする
ボールを投げた後に肘に軽い違和感が残る
進行すると(炎症・軟骨損傷)
投球時の激しい痛み(特に肘の内側)
肘を曲げ伸ばしすると引っかかる感じがする
肘が完全に伸びない、またはロックすることがある
重症化すると(靭帯損傷・剥離骨折)
肘を少し動かすだけで強い痛みを感じる
肘の外側が腫れる、または熱を持つ
肘の骨の一部が剥がれる(剥離骨折)こともある
共通する注意点
痛みを感じたら早めに休む(無理すると重症化しやすい)
軽度の違和感の段階でストレッチやアイシングを行う
痛みが続く場合は専門医にご相談(レントゲン・MRI検査が必要なことも)
野球肩・野球肘は早期発見・早期対策が鍵になります。「少し痛いけど大丈夫」と思わず、違和感があれば適切なケアを心がけましょう。
その他の原因は?

1.オーバーユース(使いすぎ)
過度な投球(1日100球以上、休養日なしの連投など)
短期間での急激な投球数増加(大会前や試合シーズンの増量)
成長期に無理をすると骨や軟骨に負担がかかる
2.フォームの問題
肘が下がる・腕を無理に振る(肘や肩に余計な負担がかかる)
体幹や下半身を使わず腕だけで投げる
リリースポイントが安定せず、無理な角度で投げる
3.柔軟性の低下
肩甲骨・股関節が硬いと投球フォームが崩れやすい
胸郭や肩周りの筋肉が硬くなると可動域が狭くなる
4.筋力不足・アンバランス
肩回りの筋力が弱いと関節が不安定になる
下半身の筋力不足で投球の衝撃が肩や肘に集中する
インナーマッスルの鍛え方を間違えると逆効果になる
5.ウォーミングアップ・クールダウン不足
投球前の準備運動が不十分だと急激に関節へ負担がかかる
試合後のアイシングやストレッチを怠ると炎症が残る
6.投球以外の負担要因
バッティング時の振りすぎや、守備での過度な送球練習
練習環境(固いグラウンドでのプレー、寒い環境での投球)
成長期の骨の発達が未熟な時期に無理をする
7.休養不足・回復不良
投球後の適切な休養を取らないと疲労が蓄積する
睡眠不足や栄養不足で回復力が低下する
痛みを我慢して投げ続けることで慢性化する
まとめ
野球肩・野球肘は投げすぎだけでなく、フォームや筋力、柔軟性、休養などのさまざまな要因が影響します。日々のケアや正しいトレーニングが、ケガの予防と長く野球を続ける秘訣です。
野球肩・野球肘を放置するとどうなる?

1.症状の悪化と慢性化
痛みが増し、投球だけでなく日常生活にも支障が出る
炎症が慢性化し、自然治癒が難しくなる
肩や肘の可動域が狭くなり、違和感が常に残る
2.重篤な損傷のリスク
野球肩の場合
腱板断裂(けんばんだんれつ):肩のインナーマッスルが断裂し、手術が必要になることも
関節唇損傷(かんせつしんそんしょう):肩の安定性が失われ、脱臼しやすくなる
インピンジメント症候群:肩の骨や筋肉がぶつかり、強い痛みと可動域制限が生じる
野球肘の場合
靭帯損傷・断裂(トミー・ジョン手術が必要になることも)
疲労骨折や剥離骨折(骨の一部が剥がれ、手術が必要になることも)
肘関節の変形(関節が固まり、元に戻らなくなる)
3.投球パフォーマンスの低下
痛みをかばうことでフォームが崩れ、球速やコントロールが悪化
肩や肘の可動域が狭くなり、思い通りの投球ができなくなる
腕の力が入りにくくなり、スナップが効かなくなる
4.場合によっては、選手生命に関わる
手術が必要になり、長期間のリハビリを強いられる
投球を続けられなくなり、競技を引退せざるを得ないことも
早期に適切な施術を受ければ回復の可能性が高い
まとめ
野球肩・野球肘を放置すると、痛みが悪化し、投球だけでなく日常生活にも影響が出る可能性があります。早期の施術と適切なケアが、選手生命を守るために不可欠です。
当院の施術方法について

1.初期評価と診断
カウンセリング・触診により痛みの部位や原因を特定
関節の可動域チェック(どこまで動くか、痛みの出る範囲を確認)
必要に応じて整形外科との連携(レントゲン・MRI検査)
2.炎症の緩和(痛みの軽減)
アイシング(冷却療法):炎症を抑えるため、投球後や痛みが強いときに実施
電気施術(ハイボルテージ・超音波):深部の炎症や筋肉の緊張を和らげます
手技療法(マッサージ・ストレッチ):硬くなった筋肉を緩め、血流を促進します
3.可動域の軽減が期待できることとリハビリ
肩甲骨や股関節の動きの軽減が期待できるストレッチ
肩や肘の関節モビライゼーション(動きを滑らかにする手技)
インナーマッスル強化トレーニング(ローテーターカフ・前腕の筋力強化)
4.投球フォームの修正指導
肘や肩に負担の少ない投げ方の指導
体幹や下半身の使い方のチェック(腕だけに頼らないフォームへの軽減が期待できます)
5.日常生活でのケア指導
正しいストレッチ・筋トレの指導(自宅でできるリハビリメニュー)
ウォーミングアップ・クールダウンの方法の見直し
休養の大切さをお伝えし、投球過多にならないよう指導
まとめ
整骨院では痛みの軽減だけでなく、根本原因の軽減を重視した施術が行われます。再発予防のためにストレッチ・筋力トレーニング・フォーム修正を含めた総合的なアプローチが大切です。
軽減していく上でのポイント

1.早期発見・早期対応
痛みや違和感を感じたらすぐに休む(無理すると悪化)
軽度のうちに施術を開始(放置すると慢性化のリスク)
医師や整骨院での診断を受け、適切なケアを実施
2.炎症を抑える
アイシング(投球後や痛みがあるときは冷却)
電気施術・超音波療法(整骨院での施術で回復が期待できます)
湿布や塗り薬の活用(急性期の炎症には冷湿布、慢性痛には温湿布)
3.柔軟性の向上
肩甲骨や股関節のストレッチを習慣化
胸郭(胸の開き)を意識し、可動域を広げる
筋膜リリースやフォームローラーを活用
4.正しい筋力強化
インナーマッスル(ローテーターカフ)のトレーニング
肩・肘だけでなく、体幹・下半身の強化を重視
ゴムチューブや軽いダンベルでのリハビリトレーニング
5.投球フォームの見直し
腕だけでなく、全身を使った投球フォームを意識
投球時の肘の位置やリリースポイントを安定させる
専門家にフォームをチェックしてもらう
6.投球制限と休養の徹底
投球数を管理し、オーバーワークを防ぐ(1日80球以内が理想)
週に1~2日はノースロー調整を行う
試合後は必ずストレッチとアイシングを実施
7.メンタルケアと継続的なケア
焦らずリハビリに取り組む(早く投げようとすると再発のリスク)
痛みが取れても、予防のためのトレーニングを続ける
継続的なメンテナンスで再発防止
まとめ
野球肩・野球肘の軽減には早期対応・柔軟性の向上・正しい筋力強化・投球フォームの見直し・適切な休養が大切です。一時的な回復ではなく、長くプレーを続けるためのケアを習慣化しましょう。
監修
船橋北口接骨院 院長
資格:柔道整復師
出身地:神奈川県厚木市
趣味・特技:野球、ドライブ





